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管理者のプロフィール
この記事作成の理由
新技術の概要
本記事利用上の注意事項
1953年生れ。鹿児島市の郊外に在住。鹿児島県フラワーセンターを退職後，フラワーパークかごしまに6年間勤務。その後退職。40歳の時から，老後を楽しく暮らせるようライフスタイルの一環として，レンガなどを並べただけで簡単にできる手作り花壇で，省力化と経費削減を目指した高齢になってもできるガーデニング（敷地87坪，内庭：55坪）を実践しています。自宅はいつも花で一杯です。
広い庭を確保したいために，土地の安い郊外に２
階建ての家を建てました。年間を平均すると，省力化の成果があって1日当たりの管理にかかわる時間は１～１時間半です。植付株数が少なくてもたくさん花があるような花壇のデザインの工夫や，優良なカバープランツの導入，挿し芽新技術による自家苗の増加などにより種苗費もかなり削減できています。おかげさまで，毎日することがあるので，退屈することはほとんどありません。
また，初心者にも簡単に取り組める画期的な新技術で，洋ラン，観葉，鉢花などを枯らさず育てる方法を確立しました。新しい事実を発見するのも楽しみのひとつです。
家庭で花を育て，その過程を楽しんだり，咲き誇った花の美しさを眺めたりすることは，実に楽しいことです。
しかし，癒しや感動を求めて花づくりを始めたものの，水やりや施肥など栽培方法が意外と難しく，経費や労力がかかった上に上手に育てられず，次第に意欲が低下し，花づくりやガーデニングをあきらめてしまう方は多いのではないでしょうか。経済的な豊かさだけでなく，心の豊かさやゆとりが求められる時代になり，一時ガーデニングブームが巻き起こりましたが，思ったほど多くの家庭に浸透していないように感じられます。
そこで，労力や経費が負担にならないよう，できるだけ省力化，低コストを実現するとともに，枯らさずに上手に花を咲かせる栽培のコツや楽しさが実感できる，花づくりやガーデニングの極意や新技術を紹介したいと思います。
あわせて，庭がない，部屋が小さくて大きな鉢物が置けないという方には，小さなスペースで十分楽しめるセントポーリア，洋ラン，ミニ観葉植物，多肉植物，エアプランツなどについて，誰もが簡単に取り組みやすく，失敗しないように開発した新技術や，あきずに長く楽しめる魅力的な飾り方を紹介したい，と思います。
→詳細は各章を参照下さい
◆経費のかからない方法で，洋ラン，観葉植物，セントポーリアやエラチオールベゴニア，ポインセチア，アジアンタムなど水やりが難しい鉢物などの水やりのタイミングが誰でも一目でわかり，過湿，過乾燥で枯らすことなく，長く育て，花が咲く品目については花をきちんと咲かせられるようになります。今まで，こうした品目の水やりを何度も失敗した方も，この方法では恐らく難なく成功すると思います。洋ラン，観葉植物の植え替えも簡単になります。
◆受け皿の必要な多くの品目は，新技術では給水時に一時的に受け皿に水を溜めてよいことがわかりました。受け皿にたまった水を捨てなくてもよい方法です。水は受け皿に入れて，毛管現象で下から吸収させます。葉に水がかから
ないので，病気の心配がありません。ただし，鉢が大きく（鉢の高さが高い場合），植物が小さいときには，根に水が届くのに時間がかかるので、鉢表面から水やりをします。
◆受け皿に水を溜めると，季節や品目，鉢の大きさなどによって異なりますが，５日から２週間程度は家を不在にしても，水やりの心配はありません。受け皿を大きくして，水の量を増やすと，水やり不要の期間を長くできます。
◆室温が５度以上あれば，いつでも水やりをしてかまわない洋ラン，観葉植物，その他鉢花
の品目は多いことがわかりました。この方法では，昼間不在の方でも，早朝，夜間に水やりができ，栽培が可能になります。ただし，理想的な水やりの方法はあります。
◆肥料は受け皿に施用します。簡単に施用しやすいよう粒状で数えやすく，取り扱いやすい緩効性肥料（ＩＢ化成）を鉢や品目に応じて受け皿に数粒施します。
◆室外の受け皿の必要がない鉢花についても，経費のかからない簡単な方法で水やりのタイミングが初心者にもわかり，上手に育てられます。
◆セントポーリア，洋ランや観葉植物の多くが，室温が最低５度以上あり，植物に応じた必要な光を確保できれば，無加温の室内で栽培できます。
◆セントポーリアや多くの観葉植物が，底穴のないコーヒーカップなどの容器で栽培ができます。容器と植物の組み合わせで，世界にひとつしかない自分だけの鉢ができます。水やりはごく簡単です。
◆多肉植物やエアプランツなどについても，誰にでもわかりやすく簡単にできる水やりの方法を確立しました。多肉植物については，露地栽培についても詳しく説明しました。排水さえよければ雨がかなり多い年や，軽い霜が降りる程度の地域でも栽培できる品目は案外あります。
また，多肉植物の露地栽培やエアプランツについては，魅力をアップする飾り方の提案をしています。
◆そのほかに挿し芽（方法，水やり）の省力化，種苗費や労働力（除草含む）の削減，省力化と経費削減を実現した楽々ガーデニング方法，品目別マル秘栽培テクニックなど新技術を多数紹介しています。ライフスタイルの中で，老後をラクして楽しむガーデニングを考えてみませんか。
◆本記事のタイトルは，「世界で最も簡単でわかりやすい趣味の花栽培マニュアル」となっていますが，世界中の情報を全て見たわけではありません。ですから，本記事に書かれた新技術は，正確には恐らくそうであろうと思われるということです。ただし，これまで調べた日本の文献やネット情報などの範囲内では，本記事の新技術の内容は見受けられませんでした。
◆本記事は，ほとんど自宅（鹿児島市喜入町），一部過去に職場（フラワーパークかごしま）で栽培した結果を整理したものです。ですから，栽培方法や，気象条件・土壌条件など栽培環境条件が異なる地域では，同じ結果が得られない場合があることをご了承下さい。
◆本記事の内容については，予告なしに追加，修正など変更することがあります。
◆気象条件については，気象庁鹿児島市喜入測候所のデータ（気象庁｜過去の気象データ検索）を参照下さい。冬は時折軽い霜が降りる程度です。
◆本記事の内容を参考にして栽培に失敗しても，一切責任は負えませんのでご了承下さい。
◆写真や記事内容の無断転載は，お断りします。なお，フラワーパークかごしまの写真については，本文に記載の撮影当時のものです。その後新しい内容の展示栽培がされており，写真と全く同じ内容の展示栽培はされていません。
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